LINEマガジン ~ 知ってトクする韓国語🌱 Vol.73「’平語’という考え方」
안녕하세요? アイケーブリッジ外語学院の幡野です。4年ぶりに対面の年末イベントを開催しました。オンライン参加もできるよう、Youtube配信やzoom参加にも対応。コロナ前の感覚を取り戻し、同時にコロナ禍で蓄積した運営方法も引き継ぎつつ、新たな手法で行ったイベントは大成功の裡に終わりました。ご参加くださった受講生の皆さま、どうもありがとうございました。それでは、本日のLINEマガジンをお届けします!
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当校の韓国語講座、最大のイベントである「年末イベント」は盛りだくさんな内容です。スピーチ大会、クイズ大会、講師やスタッフのスピーチは、通訳クラスの方が通訳をします。
そして翻訳大会は2つの部門を実施。翻訳大会は翻訳家の先生に審査を依頼し、韓日翻訳は初の小説翻訳、映像翻訳部門はこれまた初の吹き替え翻訳にチャレンジしました。
講師スピーチでいつも楽しく勉強になる話題を振りまいてくださる金先生の今年のスピーチは、
🍒예의 있는 반말, 평어
(イェイ インヌン パンマル ピョンオ/礼儀のあるパンマル、平語)
という題名でした。平語とは?先生によりますと、
🍒존댓말과 반말같이 한쪽을 높이는 동시에 한쪽을 낮추는 어법이 아닌 너와 내가 평등하고 수평적인 관계에 있는 어법
(尊敬語とパンマルのように、片方を敬うと同時に片方を低める語法ではなく、自分と相手が平等で公平であるという関係にある語法)
とのことです。日本でも少し前に、会議での言語を英語にするという会社について話題になりましたが、それに似ていて、企業やスポーツの世界で、上下関係なく言いたいことを言い、フラットな関係性を気付く土壌を築くための試みだそうです。
キッチリ肩書を付けて名前を呼ぶ、尊敬語は必ず…という韓国が変わり始めている。もちろん、一気には変わらないと思いますが、日本よりも変化に寛容な土壌だなと感じます。
当校発の書籍、『シゴトの韓国語』も時代に合わせて少し改編したいと思っているところですが、このような変化をどのように取り入れていくか、引き続きウォッチしていきたいと思います。
それでは、また来週!
감사합니다. 안녕히 계십시오.
🌸幡野