中国語 ゲーム翻訳講座(通信添削) 受講生インタビュー
2020年 7月期受講
西日本在住 永野 智子 様 (31歳 フリーランス翻訳業)
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「ゲーム翻訳講座」を受講されようと思ったきっかけを教えてください
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語学を活かした転職を考えていましたが、コロナ禍で地方在住ということもあり、在宅でできる翻訳の仕事を志すようになりました。中でもゲーム翻訳の求人に興味を持ち、未経験でもトライアルに受かる為にまずは基礎知識を付けたいと思い受講しました。
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講座ではどんなことを学びましたか?
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毎週異なるジャンルの課題をこなし、添削頂くことで翻訳のコツや場面に合った翻訳方法を学びました。ゲーム翻訳ではセリフ/アイテム説明/お知らせ等、文章の用途によって様々な文体や表現方法を使い分ける必要があります。また、ゲームのジャンルや世界観によって必要となる知識や専門用語もガラッと変わります。課題を通して、細かい翻訳スキルに加えて、そういったゲーム翻訳の全体像掴むことができました。
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授業内容または講師の添削のどんなところが良かったですか?
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添削については、良い点、悪い点を理由つきで明確に説明してくださったおかげで、訳出時に気を付けるポイントが分かるようになりました。また「タグの処理方法」や「スタイルガイドに従うこと」など、トライアルで引っかかりやすい細かい点も漏らさずチェックして頂いたことで、自分自身も細部まで注意を向けられるようになりました。
授業内容については、課題文が幅広い内容をカバーしていたため、ゲーム翻訳の中でもどういう部分・ジャンルが苦手なのかということが分かり、効率的に学習できました。また、翻訳に必要な情報検索能力が上がりました。
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受講して変わったことはありますか?
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ゲーム翻訳について全く知識がなかった段階から、仕事内容をイメージできるようになり、トライアルを受けて実際に挑戦してみよう!と思えるようになりました。
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ゲーム翻訳のお仕事を開始されたと聞きました。
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2020年7月に受講し、8月に翻訳会社のトライアルに合格、以降コンスタントにお仕事を頂いています。
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どのようにお仕事を見つけられましたか?
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修了時に学校から教えていただいた「翻訳者ディレクトリ」の求人情報コーナーで見つけて応募しました。修了時にはトライアルを受ける上での心構えも合わせて教えていただき、初めて応募する身として心強かったです。
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トライアルテストはありましたか?差支えのない範囲で、どんな内容だったか、お聞かせください。
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必須問題(約300字)+複数ジャンルから1つを選択する選択問題(約300字)で構成されていました。
訳語の指定やタグが挿入された文章もあり、講座で学んだことが役立ちました。
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ゲーム翻訳のお仕事をされる中で、大変だと思う点、またやりがいを感じる点はどんな所ですか
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大変だと思う点:ゲーム翻訳では大量の原文を手分けして翻訳する場合も多く、断片的で文脈が分からない文章が出てくる場合もあります。そういう場合は先方に確認を取り、意味を明確にしてから翻訳します。その文章がどんな場面でどんな風に使われているかが分かると、ぐっと訳しやすくなります。
やりがいを感じる点:人を楽しませるためのコンテンツなので、訳していて楽しいです。セリフやアイテム名などは工夫の余地があり、よりよい訳文を考える事にやりがいを感じます。また私が翻訳したゲームをプレイしている友人がおり、(守秘義務の関係で本人には言えませんが)身近な人に訳文を届けられるのもゲーム翻訳の良さだと思っています。
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これからゲーム翻訳の学習を始めよう、仕事を受注されようとする方々にアドバイスをお願いします。
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ゲーム翻訳にはゲーム特有の言い回しや用語がたくさん出てきます。様々なゲームを(可能であれば中国語版も)実際にやってみたり、攻略サイトや実況動画を見たりしてゲーム特有の表現や表記感覚を身につけると、翻訳の助けとなるかと思います。
2020年4月期受講
石川 めぐみ 様 (北海道在住 52歳 フリーランス翻訳・通訳業)
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「ゲーム翻訳講座」を受講されようと思った動機をお聞かせください
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ここ10年くらい、中国発ゲームの世界での勢いを見ていて、「日本にも中国発のゲームがこれまで以上に入ってくるはず」と感じ、昨年からいくつかゲーム関連翻訳のトライアルに挑戦していました。
ゲーム特有の言い回しなど専門的な部分に不安があり、またトライアルの合格率を高めたかったため、一度しっかり学んでみようと思い受講を申し込みました。
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講座ではどんなことを学びましたか?
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実際の案件のような形で翻訳を行い、もともと学びたかったゲーム特有の語彙のほか、業界で好まれる表記の方法やタグの扱い、翻訳会社とのコミュニケーションの取り方など、実践に則した内容を学びました。
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授業内容または講師の添削のどんなところが良かったですか?
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毎回違ったジャンルのゲームの内容でしたので、作品によって選択する語彙や文章のカラーがかなり異なることが実感できました。
また「技術的な語彙でも発注会社の好みがあるので、複数の候補を用意しておくこと」「こういう場合は翻訳会社のプロジェクトマネージャーに相談した方がよい」など、仕事の上での心構えも一緒に教えて頂けたのが非常にためになりました。
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受講して変わったことはありますか?
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課題を提出する必要に迫られ、様々な分野のゲーム関連サイトを数多く検索、閲覧したことがよい訓練になりました。今までぼんやりとしか理解していなかったゲームのしくみや世界観などがかなり具体的に把握できるようになりましたし、どのようなところを探せば自分が求める情報が出てくるかが分かってきました。
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今後の目標をお聞かせください。
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まずは実際の案件の受注を!と、ゲーム関連のトライアル情報を探していたのですが、新しいトライアルより先に登録済みの会社からゲーム案件の打診があり、この講座を受けて自信がついていたので迷わず手を上げました。さっそく添削して頂いた内容を参考にしながら実践に役立てています。これをきっかけに、継続的に受注を頂ける翻訳者になることが今の目標です。
2020年4月期受講
S.Y.様(神奈川県在住 38歳 フリーランス翻訳業)
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「ゲーム翻訳講座」を受講されようと思った動機をお聞かせください
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ゲーム翻訳に興味はあったものの、勉強の仕方がわからなかったので受講させていただきました。
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講座ではどんなことを学びましたか?
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ゲーム用語や禁止語句について学べました。
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授業内容または講師の添削のどんなところが良かったですか?
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受講前後の資料でゲーム翻訳の仕事内容やトライアルについて具体的にイメージすることができました。また、課題の分量もちょうど良かったと思います。
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受講して変わったことはありますか?
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特に三国志関連のゲームが多いと伺ったので、関連本を購入し、読み始めました。
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今後の目標をお聞かせください。
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まずはゲーム翻訳のトライアル合格を目指します。
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