受講生インタビュー「実践通訳講座‘オンライン’」を受講される金知子さんにご登場いただきました。

金知子さんは兵庫県在住。昨年より「実践通訳講座‘オンライン’」で学ばれています。すでにお仕事で通訳や翻訳のお仕事もされる金さんが、どのように授業を受けられているのかうかがってみたいと思います。

どんな場面にも動じない強さが必要

実践通訳講座‘オンライン’を受講されようと思ったきっかけは?

通訳のレッスンを受けられる講座を探していたところ、ブログで新しい講座が始まることを知り、受講を決めました。どこに住んでいても受講できるのが魅力でした。

「準備クラス」ではどんなことを学びましたか?

通訳をする際の基本的な姿勢やスキルと同時に、韓国語自体のレベルアップです。

進級テストはいかがでしたか?

思っていたよりも緊張しました。どんな場面にも動じない強さが必要だと思います。

「実践クラス」ではどんなことを学んでいますか?

逐次通訳など、通訳に必要なスキル全般ですが、聞き取りづらかった単語を予測する力や、文脈に合う訳を出せる力など、瞬発力が鍛えられると思います。

聴き取り力が伸びたことで、冷静さを保てるようになりました

金知子さんは韓国語を使ったお仕事をされているそうですが、どんなお仕事をされていますか?

通訳は、医療通訳やNGO団体のフィールドワークの通訳、会社間の交流事業などの実績があります。翻訳も受注しています。公的文書やホームページ、観光案内パンフレットも手掛けたことがあります。

すごいですね。すでに韓国語を使ったお仕事をされている金さんにとって、受講前と受講後で、何か変わったことはありますか?

頭の切り替えが速くなったように思います。あと、聴き取り力も伸びましたね。それに伴い、冷静さを保てるようになりましたし、度胸もつきました。もっともっと通訳をしたいという気持ちも強まりました。

講師の先生方はどんな先生ですか?

通訳としても、人としても魅力的で素晴らしい先生方です。言葉へのこだわり、通訳としてのプライドを感じます。デモレッスンで先生の魅力に惹かれて受講を決めたといっても過言ではありません。

どんなアイテム(スマートフォン、PCなど)で受講されていますか?音声など、いかがですか?

最初はスマホでしたが、目が疲れるので今はPCで受講しています。たまに音声が良くないときがありますが、それも通訳現場の練習だと思って乗り切っています(笑)

(幡野)前向きにとらえてくださり、ありがとうございます。確かに先生方はどんなに聞き取りにくい環境でも、集中して聞くことの大切さを説いていらっしゃいますね。音声の質については、最良のテレビ会議システムを用いているものの、インターネット環境や使用機器によりいろいろ状況は変わってしまうので、より良い環境をご提供できるよう、随時点検して参ります。

(3/18追記)その後、オンラインシステムを見直し、別のシステムに変更しました。音質が格段に改善されたというお声を頂戴しました。

講座へのご要望をお聞かせください。

要望は特にありません。

今後の目標をお聞かせください。

通訳の現場に出る機会を増やし、学んだことを生かしたいです。

インタビューを終えて

高度な韓国語力を持たれ、堂々と訳を出す金知子さんのご姿勢は、クラスの見本となっています。通訳をするにはときには「えいやっ」という思い切りが必要ですよね。通訳に必要な瞬発力、度胸がついたとおっしゃっていただき嬉しい限りです。これからも金さんを応援しています!